HATARACTION! for NEW GRADUATE

2023.09.04

「グローバル×人材業界」に挑戦したい。入社を後押しした「グローバルチャレンジ制度」で実現した、キャリアの目標。

  • 富田 悠華 (とみた ゆうか)

    新卒7年目

    グローバルキャリアグループ

    就職活動の軸を「海外で働けるグローバル日系企業」に定め、「グローバルチャレンジ制度」に挑戦することを目指してパーソルキャリアへ入社。3年目に異動が実現し、タイのパーソルグループ企業へ出向した。帰国後は海外にいる転職希望者の日本企業への転職活動を支援するインバウンド事業を推進し、“Work and Smile without Borders ”というグローバルな世界観を実現するために邁進中。

日本での経験を活かし、世界にチャレンジすることにより新たなキャリアを見出すため、選考に合格すれば海外のグループ会社への異動ができる「グローバルチャレンジ制度」。入社3年目にその制度を利用してタイへ飛んだ富田 悠華の、グローバルに賭ける想い、そして今後のキャリアについて聞きました。

Index

グローバルなキャリアを目指して選んだパーソルキャリア。

富田さんは、どんなきっかけでグローバルなキャリアに興味を持ったのですか?

富田

もともと幼少期に親の仕事の都合で海外に住んでいたことがあって。大学も外国語学部で、国際色豊かな環境でした。学生時代には留学も経験したのですが、ずっと私の中では人種や肌の色、性別の多様性も含めて非常にフラットな価値観が培われていて、ボーダレスにいろんな人と関わることが自然だったのかなと思います。

グローバル志向でパーソルキャリアを選んだというのも少しユニークですね。

富田

まず日本の企業できちんとビジネスパーソンとしてのベースを培い、日本の商習慣を身につけたかったんです。でも、グローバルに活躍したいという想いは外せない。だから就職活動では、「日系で海外事業にチャレンジできるグローバル企業」をターゲットにしました。人材業界は「さまざまな人に対して等しく価値提供できる機会がある」という私の軸に合っているよ、と先輩に教えてもらったのがきっかけですね。同じくグローバル企業であるメーカーや商社などにも挑戦しつつ、人材業界で目に止まったのが「グローバルチャレンジ制度」のあるパーソルグループ。海外のグループ企業ではたらくチャンスがあると知って、すぐにエントリーしたんです。

最初から制度に注目していたのですね。最終的にパーソルキャリアに決めた理由は?

富田

そこは “人のよさ”でしたね。人事や面接官などいろんな社員とお話しする中で、みなさん個性はさまざまでしたが、仕事に対する確固たる軸や想いを持って働いていらっしゃるのが伝わってきました。そしてどの方も私の想いをもっとよく知ろうと、真摯に話を聞いてくれる。そんな温かい人たちばかりで、私もこういう環境ではたらいたら自分の軸を大事にできそうだと思い、入社を決めました。

「グローバルチャレンジ制度」を目指して目標達成し続けた準備期間。

そして、「グローバルチャレンジ制度」に挑戦したのですね。

富田

もちろんです。新卒入社、東京の拠点でキャリアアドバイザー(CA)として、バックオフィス部門ではたらいているお客さまの転職活動を支援していました。とてもやりがいがあり、「CAは私の天職だ」とも思っていたのですが、やっぱり入社時からの想いは揺るぎませんでしたね。

制度の規定上、「グローバルチャレンジ制度」に応募できるのは3年目の春(現在は2年目)とのこと。そこに向かって、どんな準備をしていましたか?

富田

「グローバルチャレンジ制度」を利用したいということは、入社後すぐ当時のマネジャーに伝えていました。「グローバルチャレンジ制度」に合格するには、きちんと成果を出せていることが必要です。なので、目標設定の中で、成果を出すためにどう行動するかをマネジャーと一緒に考えました。結果、CAとして支援人数の「四半期連続目標必達」を掲げ、なんとかクリアし続けました。途中でマネジャーが変わっても、みなさん全員が私の「グローバルチャレンジ制度に挑戦したい」という目標にサポーティブに寄り添ってくださって。本当に感謝しています。

「グローバルチャレンジはグループ内転職のようなもの」と聞きましたが、本当ですか?

富田

ええ。日本語と英語の職務経歴書が必要でしたし、面接も3回ありました。日本語の職務経歴書や志望理由書はマネジャーに添削していただき、英文は一番身近で頼れる父に見てもらいました(笑)。最終面接の面接官は、配属予定の海外グループ企業の社長です。タイが配属候補だとわかったときは、まったく想定外だったので驚きました。

やはりグローバルチャレンジには英語力が必須ですか?

富田

私は英語が得意だというバックグラウンドがあって、英会話の面接もありました。でも、本来は語学力の制限なく挑戦できて、空いているポスト次第ではいろんなチャンスがあります。海外グループ企業の「ジャパンデスク」という現地の日系企業向けの仕事を担当するので、日本語だけで仕事をする拠点もあります。ただ、やはり英語はできたほうがベターで、配属先の選択の幅も広がると思います。

初めての海外勤務は「なんとかなる」の精神で体当たりのチャレンジ。

初めての海外出向。まず現地の印象を教えてください。

富田

現地では住居探しから自分でやる必要があって、バタバタと慌しかったですね。あまりに準備できていない私に上司が心配して、あれこれ面倒を見てくださって(笑)。バンコクは都会でなんでも揃っていて、日本で言うなら“渋谷”のイメージ。物価も安く、生活は快適でしたよ。

出向先のPERSOLKELLY HR Services Recruitment (Thailand) Co., Ltd.では、Senior Consultant(法人営業)として配属されたのですね。法人営業経験はあったのですか?

富田

いえいえ。私は直前までずっとCAだったのでまったくの初体験でした。なにもかも初めて尽くしでしたが、当の私はなんでも“なんとかなる”って思ってしまう楽天的なタイプ。最初は日系企業のリストを見て電話をし、アポイントを取って営業をすることからスタートしました。訪問した先に別の日系企業があれば、そこにも迷わず声をかけて営業していましたね。

それは頼もしいですね。初めての海外で、しかも初めての法人営業とは。

富田

大きなチャレンジでしたね。私が行った当時は、ジャパンデスクが立ち上がってまだ3年くらい。パーソルの知名度もあまりない状態でした。電話対応してくださった人事担当者は大半がローカルスタッフで、9割は英語を使っての営業活動でした。何度も電話をかけているうちに、名前を憶えていただけて。日本人女性であることが珍しかったらしく、実はそれが突破口になりました。興味を持っていただいたことをきっかけに、パーソルと私の名前を徐々に広めながら、最初の半年でトップセールスを獲得できたんです。

すごいですね。でも、タイミングが悪かったんですよね。

富田

本当にそうなんですよ……。まさに半年後、コロナ禍に突入してしまい、ほぼ活動がストップすることになってしまったのは残念でした。グローバルチャレンジは、1年半経つと正式に転籍するか元の部署に戻るかを選べたのですが、私はたまたま産休・育休に入るタイミングと重なったため、日本に戻ることを選択しました。

自分の「ウィル」を持って、またチャレンジすれば道は拓ける。

コロナ禍の海外出向・結婚・妊娠・出産・産休と育休、そして復職後は子育てと両立しながら時短勤務だそうですが、わずか数年の間に怒涛の展開でしたね。

富田

ええ。産休・育休が明けた後は以前いたCA業務ではなく、グローバルキャリアグループへの配属となりました。ここは、タイで私がはたらいたPERSOLKELLYという海外支社と協業する部門で、グローバル人材のアウトバウンド事業とインバウンド事業を行っているんです。私は海外にいる個人のお客さまの日本企業への転職を支援するインバウンド事業の担当者として、マレーシア、香港、インドを担当しています。

日本に戻った後もグローバル事業に関わっているのですね。タイでの経験も活かされていますか?

富田

そうですね。海外に在住する個人のお客さまを支援する場合、そもそも日本の就業観との違いに苦戦することがあります。タイで一番ギャップを感じた点も、はたらく方々の価値観でした。タイでは“仕事ありき”ではたらくというより、プライベートのためにはたらく感覚なので、そもそも「残業なんてあり得ない」とか、日系企業の求人票を見て驚かれたことも多かったです。仕事のプライオリティが海外と日本とではかなり違うんですよね。

今後の目標についてはどう考えていますか?

富田

まずは現部署で成果をしっかり出すことですが、その先にあるキャリアとしては、引き続きグローバルを軸に、パーソルキャリアないしはグループ全体で経験を活かせる可能性があるなら、グループ間異動を希望できる「キャリアチャレンジ制度」を使いたいと思っています。また、日本市場においては「ダイバーシティ促進と言えばまずは女性の活躍」というレベル感が現状であり、国籍や言語などのボーダーが二の次にされている点にはとても課題を感じています。ですから、国籍や言語という観点からダイバーシティ推進に携わる機会があれば、それも選択肢にしたいですね。

またさらに、「キャリアチャレンジ」なども考えているのですね。

富田

もちろん! パーソルグループの一人として、“Work and Smile Without Borders”を実現していきたいです。私はまず「グローバルチャレンジ」で海外に関わりたいというウィル(意志)を持ってキャリアを積み上げてきました。最初のステップでは「自分から勇気を持って踏み出すこと」が大切ですが、どの部署、どの職種でも安心して相談できる風土がパーソルキャリアのいいところです。チャレンジすれば道は拓かれることを知っているだけに、チャンスがあるならまだまだ挑戦していきたいですね。

※年次・所属部署は取材当時のものです。

  1. TOP
  2. HATARACTION! for NEW GRADUATE
  3. {{ currentPageData.catch }}