HATARACTION! for NEW GRADUATE

2023.09.13

パーソルキャリアの女性管理職として。外部のプロフェッショナル人材として。課題に応えるはたらき方を、私から。

  • 武内 未緒 (たけうち みお)

    新卒16年目

    タレントシェアリング事業部 HiPro Biz統括部 コンサルティング部 マネジャー

    大学卒業後、社風に惹かれてパーソルキャリアへ新卒入社。アルバイト領域、転職領域の営業を経験後、現在タレントシェアリング事業の黎明期を担う。ジョブトライアル制度を活用し、パーソルホールディングスにおける女性活躍推進プロジェクトにも参画。

社会課題へのアプローチの仕方はさまざま。政治に参加する、制度や仕組みを見直す、事業として取り組む、周りの人と一緒に考えてみる――。人によって試行錯誤のやり方が異なる中、サービスと個人の活動の両方でアンサーしようとしているのが、新卒入社16年目の武内 未緒です。武内が実践する多様なはたらき方について、一緒に考えてみましょう。

Index

入社の決め手は、 社内見学から見えた「前のめり」な社風。

武内さんは自ら新たなことにチャレンジし、多様なはたらき方を実現している社員だと聞いています。今日は武内さんのチャレンジについて、たくさん聞かせていただきたいです!

武内

わかりました!でも入社時から、新しいことへのチャレンジだけが目的だったわけではないんですよ。入社の決め手は、パーソルキャリア(当時のインテリジェンス)の社風でした。

そうだったのですね!当時感じた社風について、詳しく教えてください。

武内

IT業界のある企業からも内定をもらっていて、どちらも社内見学をしたのですが、パーソルキャリアではたらく人たちは主体的に、「前のめり」で働いている印象を持ちました。社員同士のコミュニケーションも自由闊達だと感じられたし、見学している学生の私にも気さくに話しかけてくれました。そこから、自分もこんな空気感の中で仕事がしたいなと。

活発な空気感に惹かれたんですね。入社してからはどのような仕事を担当されましたか?

武内

最初は、アルバイト・パートタイム採用の「an」というサービスを担当しました。新規開拓営業も経験しましたし、すでにお取引のあるお客さまと継続的に信頼関係を強化する深耕営業も経験することができました。「an」のサービスクローズに伴って転職領域の部署へ異動し、さらに現在はタレントシェアリング事業部で、「Hipro Biz」というサービスを提供するチームのマネジメントを担当しています。

事業には、育ての苦しみがある。 苦しんだ分、成長している。

「Hipro Biz」について教えてください。

武内

簡単に言うと、高い専門的なスキルを必要とする企業と外部のプロフェッショナル人材をマッチングするサービスです。外部のプロフェッショナル人材とは、フリーランスや副業ではたらく方々のことですね。労働人口が減る中で、そういった人材の活用は事業成長にとって重要な手段になっていくので、お客さまである企業の未来を作っていくことへのやりがいを感じています。

フリーランスや副業に関しては、世の中で注目されてはいるものの、まだまだ新しい領域ですよね。

武内

まさに市場としては生まれたばかり。これから育てていく段階なので、お客さまである企業にとっても私自身にとっても、チャレンジの連続です。

お客さま企業にとってチャレンジングであるのはどんな点ですか?

武内

雇用するのではなく、外部の方と協業する形をとるのは、多くの企業にとってはまだ「当たり前の選択肢」ではありません。不安に思われたり、なかなか意思決定できなかったりする場合も多い。難易度の高さを感じます。だからこそ、企業が描く未来に対してどのような課題解決が必要で、どのようなスキルや専門性が不足していて、そのために頼るべき外部のプロフェッショナルはどのような人材なのかを、私たちが考える。コンサルティングする力が求められていることを感じます。

高いコンサルティング力まで求められるので、武内さんにとってもチャレンジングなんですね。

武内

本当に。事業を成長させるにあたっての「成長痛」のようなものも感じますよ。産みの苦しみというか、育ての苦しみというか……。でもその分、自分自身も組織としても成長していると信じられるので、そこがやりがいを感じる点でもありますね。

自分とグループ、共通の課題に自分なりの答えを。

もうひとつのチャレンジについてもお伺いしたいです。武内さんはジョブトライアル制度を利用した経験があると聞きました。

武内

はい。ジョブトライアル制度は、社員の自律的な学びとキャリア選択のきっかけを目的としたパーソルグループの制度ですね。はたらく時間の一部を使って、グループ内の他部署の仕事を体験することができます。

グループ内で兼業を体験するような制度なんですね。

武内

イメージとしてはそうですね。私はパーソルホールディングスにおける女性活躍推進プロジェクトにチャレンジしました。当時のプロジェクト内容は、「女性管理職比率向上に向けた施策」について。私自身も管理職として人材育成を担う中で、女性管理職の育成には課題を感じていました。プロジェクトに参画し、自分なりの答えを見つけたかったんです。

どのようなことに取り組んだのでしょうか?

武内

政府の掲げている女性管理職比率目標は30%です。パーソルキャリア単体では30%を超えていますが、グループ全体の女性管理職比率はまだ21%と低くて。こうした状況を打開するために、グループ各社から集まった女性活躍推進に課題を感じているメンバー間で議論を重ねました

プロジェクトにチャレンジして、わかったことや学んだことはなんですか?

武内

制度や仕組みがあるだけではダメなのだ、と感じました。制度や仕組みがあっても、一人ひとりが無意識に持っている偏見や思い込みが活用の邪魔をしてしまうことが多いんです。もっと草の根運動というか、一人ひとりへ向け、偏見や思い込みの解消を地道に行うことが必要だと痛感しました。

制度があることと、制度を利用できることは、違いますよね。

武内

本当にそうです。そのことに気づいてからは、プロジェクトでの活動はもちろんですが、プロジェクト外でも積極的に一人ひとりと接する機会を増やしました。キャリアに悩む女性を支援するメンター制度を活用したり、キャリアについて本音を語り合える座談会イベントに参加したり……。

プロジェクトとしても個人としても積極的に活動しているのですね。

武内

現在グループとしての目標は、「2030年までに女性管理職比率を37%に高めること」です。私自身も、この目標に貢献したいですね。

多様なはたらき方を、サービスでも、個人でも。

タレントシェアリング事業へのチャレンジと、ジョブトライアル制度を利用した女性活躍推進に関するチャレンジ。いずれも、武内さんが感じている課題感が根底にあるのかもしれないと、聞いていて感じました。

武内

そうかもしれませんね。いずれも社会全体にとって大きな課題です。「Hipro Biz」は新しい事業ではありますが、今後確実に大きな課題となる労働力不足に対するひとつのアプローチだと考えています。はたらき手が不足する中で、企業は外部の力を借りられるように。フリーランスや副業をしながらはたらく人は、新しい仕事と出会うことができるように。そうすることで、新しいはたらき方や新しい協業のあり方がつくられていくし、企業も個人も選択肢も広がると思います。

課題に応える新規事業というのは、パーソルキャリアらしいですね。

武内

はい。もちろん事業として売上を上げることも大切ですし、その先にあるものはより大切。より多様なはたらき方を創出し、社会全体の課題にもアプローチしていきたいと考えています。

女性活躍推進プロジェクトにも同じことが言えそうです。

武内

女性のはたらき方は、まだまだ限られていると思います。先程説明したように、制度や仕組みはあっても「できていないこと」がたくさんある。女性のはたらき方も変えていきたいし、新しい選択肢をつくっていきたいです。まずはグループ内を変えていくことで、社会的にもインパクトを与えられるようになっていけたらいいなと考えています。

武内さん自身も、それを体現しているように感じました。

武内

そうですね。私自身、女性管理職です。今後の目標として、女性活躍や多様性のあるはたらき方の実現をサポートできる専門家として、「HiPro Biz」に登録して企業の支援を行っていきたいとも思っているんです。視座の高いエグゼクティブの皆さんとの対話を価値あるものにできるよう、民間のコーチング認定資格の取得に向け学習をはじめました。パーソルキャリアは自由な発想で自分らしいキャリアを描こうとする社員の自主性を積極的にサポートしてくれる会社です。私個人としても、これからより柔軟に、より新しいことに、チャレンジしていきたいです。

※年次・所属部署は取材当時のものです。

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