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パーソルキャリア、「育児中の時短勤務」体験研修を開始
~全管理職社員 約550名※1を対象に実施~

転職サービス「doda」などを運営するパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瀬野尾 裕、以下パーソルキャリア)は、管理職社員が時間制約のあるはたらき方を体験する「制限のあるはたらき方理解研修」を、2024年1月より実施します。
※1:2023年12月1日時点

「制限のあるはたらき方理解研修」概要

本研修は、時間制約のあるはたらき方への理解を深め、業務の効率化や時間管理などのマネジメントにおける行動変容を促し、誰もが活躍しやすい環境づくりを進めることを目的に、当社の全管理職社員を対象として行います。
第一回の研修は、2024年1月29日より約40名を対象に実施します。

・研修対象者:全国のマネジメントを行う※2管理職社員(社長・役員からマネジャーまで 約550名)
・研修期間:NO残業生活体験1週間(5営業日)+前後のプログラム3日間
※2:マネジメントを行わないエキスパート職は対象外

「制限のあるはたらき方理解研修」研修プログラム

 ① 時短生活のドキュメンタリー視聴育児による時短勤務者の1日の生活と心情を追った動画を視聴。
育児と両立する時短勤務の生活をイメージする。
 ② 時短勤務者ヒアリング実際に時短勤務をしている社員へのヒアリングを通して、
当社の「育児と業務の両立のリアル」を知る。
 ③ NO残業生活体験1週間、育児をしている想定で18時に仕事を終える生活をし、
決まった時間に退勤しなくてはならない生活を知る。
 ④ 突然のお迎え体験NO残業生活の中で1日、子どもの体調不良想定で、突然のお迎え要請連絡を受ける。原則、連絡が来たら仕事を切り上げる。
 ⑤ 振り返り会研修を通じて得た気づきなどから「目標」を設定。
さらに研修受講者同士で体験内容や感想、目標をシェアし、ディスカッションや目標ブラッシュアップの場とする。


【図1】制限のあるはたらき方理解研修 第一回スケジュール

制限のあるはたらき方理解研修

研修実施の背景

当社は、「人々に『はたらく』を自分のものにする力を」というミッションを掲げ、はたらく人々が自分の可能性を信じ、自分の意思でキャリアそして人生を選択できる、キャリアオーナーシップあふれる社会の創造を目指しています。そのため、社員に対しても、一人ひとりが自分らしいキャリアを体現できるよう、社内環境・制度の整備を推進しています。
そのひとつとして当社では、育児や介護に伴う短時間勤務に加え、キャリアプランやライフステージに合わせて柔軟なはたらき方が選択できる制度を導入しています。これらの制度を活用し、時間制約のあるはたらき方を選択している従業員は、育児による時短勤務者を中心に年間約450名※3におよびます。 
※3:2023年12月時点

一方で、その時短勤務者の多くが「時間に追われている」「子供の成長に合わせたはたらき方が継続できるか」などの不安をもち、さらにマネジメントに対する期待として「業務量の差配」「相談ができる関係」などを挙げています【図2・3】。
また、今回の研修に先立ち、一部の管理職者を対象に試験的に本研修を実施した結果、はたらき方の多様性や時短勤務、長時間労働に対する理解を深めることができたとの回答を得ました。【図4】これらの成果を踏まえ、2024年1月より全管理職に向けて実施する運びとなりました。
今後も、育児・介護休業法の改正や、社員の年齢層の変化に伴い、さらに柔軟なはたらき方へのニーズが高まることが予想されます。当社では、本研修を継続的に行い、すべての社員がはたらく時間に関わらず長く活躍しつづけられる環境を整備していきます。

パーソルキャリア時短勤務取得者へのアンケート結果(2023年3月実施)

【図2】時短勤務における不安(不満)N=207 複数回答

制限のあるはたらき方理解研修

【図3】時短勤務者の上司への期待 N=207 複数回答

制限のあるはたらき方理解研修

試験的実施の結果(2023年6月~9月実施)

【図4】研修受講後の意識の変化 N=9 単一回答

制限のあるはたらき方理解研修

参加者のコメント
・「余白の時間」をつくる
例えばミーティングでは5分でも10分でも早く切り上げるようにして、その余った時間でメール返信やタスク処理に充てられるようにした。小さな時間の積み重ねで時間を「つくり出す」という感覚が養えた。

・仕事の優先順位や時間管理の実施、部下へのアドバイス
時間制約のある中ではたらくことを、改めて自分ゴトとして捉えることができた。
優先順位のつけ方、時間管理の仕方などについて、部下に対しても適切なアドバイスをできるようにしたい。

・時間軸を伸ばす
プロジェクトのスケジュールを見直して急ぐ必要のないものは締切りを延ばすことを提案するようになった。
このような提案や意思決定は、マネジメントが行わないとメンバーは言いだしづらい可能性あるので、自ら言い出すことで、時間制約はあっても完遂できる体制と、組織全体の余裕につながると思う。

 

■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/ 
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス転職サービス「doda X」を通じて人材紹介、求人広告、新卒採用支援などを提供しています。2022年5月にはプロフェッショナル人材の総合活用支援ブランド「HiPro」を立ち上げ、副業・フリーランス領域にも本格参入。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。
当社のミッションについて:https://www.persol-career.co.jp/mission_value/detail/  

報道関係者向け
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問い合わせ先  パーソルキャリア株式会社 広報部
TEL:03-6757-4266 FAX:03-6385-6134 koho@persol.co.jp
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